圧接継手ってどんなもの?
2023.10.20
鉄筋同士を繋げる方法はいろいろあります。
重ね継手、溶接継手、機械式継手など。
弊社はその中でガス圧接継手をよく行います。
ガス圧接継手とは、ガスの力を使って鉄筋の接合部を加熱し、圧力を加えながらつなげていく作業のことです。
圧接する力が強く、最終的には接合部が若干膨らんだ状態になります。
分かりやすいイメージで言うと、例えば粘土をくっつけたい時に、粘土同士を強く押しつけあいますよね。
すると粘土の接合部が圧力によってくっつき合い、離れなくなります。
それと同様に鉄筋資材もそれぞれ圧力を加えてくっつけます。
ただ粘土とは違って、鉄骨資材は硬いので最初にガスで先端を加熱して柔らかくするというわけです。
一度圧接されると引っ張られる作用が強く働かない限りは、離れようとしません。
弊社が行うガス圧接継手は、溶接した箇所を最終的にコンクリートで固めてしまうので離れる力が発生することはありません。
そのため非常に強度があって、頑丈な骨組みをつくり出すことができます。
現在、ガス圧接継手作業に携わっていただけるスタッフを募集中です。
継手の圧接作業だけを行っているわけではなく、鉄筋工事全体の作業となります。
興味がある方はぜひお問い合わせください。